体脂肪を減少させる食物繊維
食物繊維には,糖分や脂肪が体内へと消化吸収されるのを抑制し,コレステロールが主成分である胆汁酸,また余分なナトリウムを身体の外へと排出させる働きがあります。
そのため,肥満や高脂血症,高血圧などの生活習慣病などの治療に有効とされています。
食物線維には,水分に溶けやすい水溶性食物繊維と,溶けにくい不溶性食物繊維の2種類があります。
水溶性食物繊維
海藻類に多く含まれるアルギン酸,果物や豆類に含まれるペクチン,コンニャクに含まれるマンナンなど。糖質が腸内で吸収されるのを防ぎます。
ご存知の通り,糖質はコレステロールや中性脂肪の元となるので,水溶性食物繊維の働きで,糖質の吸収が抑えられると,体脂肪の増加を防ぐことが出来ます。
また,ワカメなどの海藻類に多く含まれるアルギン酸はコレステロールを吸収し,便として排泄する作用があります。
不溶性食物繊維
芋類や果物,野菜い含まれるセルロースなどが有名です。胃から水分を吸収し,約10倍もの容量にふくらみ,便の量を増やすことで便通を良くする作用があります。
併せて,腸内で胆汁酸やコレステロールなどを吸収し,便として体外へ排出する働きも持っています。
食物繊維を摂ろう
食物繊維を摂る目安は1日20〜30gです。緑黄色野菜,海藻,キノコなどの食物繊維を多く含む食品は太りにくい低エネルギー食品でも紹介したように,たくさん摂っても肥満の心配がありません。
野菜を1日300g,そのうち緑黄色野菜100gを目安に摂ってみましょう。その他,キノコ類や海藻,豆類や納豆,豆腐などの大豆製品も毎日摂ることをオススメします。
さつま芋や玄米,果物にも食物繊維が豊富です。ただし,果物は果糖が多く含まれているので,摂りすぎには注意しましょう。
※食物繊維量:
ニンジン50g…1.3g,シメジ50g…1.8g,大豆20g…3.5g,小豆20g…3.5g など
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